漫画ゲームのブルーインザフェイス。

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Blue in the face Ltd.

よりぬき銅蟲ランド / 小林銅蟲

よりぬき銅蟲ランド / 小林銅蟲

一見して理解は難しいかもしれない。
社会には色々な価値観があって、色々な物事の見方があって、
様々な感情や思想が折り重なってできている。
我々の多くは長くとも数十年しか生きられないけれど、
その中で理解し難い物と出会うことはよくある。
彼と付き合いの深い人物の言を借りよう。

― 「8月ムゲン」では少年少女の夏休みの宿題という、比較的使われがちな題材を採用しておきながら、
序盤から死人が出て並行する時空が描かれる、紛れも無い小林銅蟲作品だ。
独自の言語感覚での展開を保存したままテレビをザッピングしたようなめまぐるしい描写が続き、
最後はひねくれつつも締めくくりの装置をきっちり付けて読後感も調整している、
読み切りとしては優等生的な作り方だ。
視覚的な部分でも言語的な面でも、小林銅蟲の持っているカードをかなり贅沢に使い、
なおかつ短編としてもサービス精神にあふれた作風となっているので、
注がれた力の総量が多く、若干シーン同士が軋んでいるような密度の高さがある ―
(ドグマ出版制作による「小林銅蟲ランド 1 / ランドに寄せる文章・香山哲」より抜粋)

注がれた、力の総量が多く、若干、シーン同士が、軋んでいる。
8月は88月に辿り着き、その先はムゲンに繋がる。
こことそこには小林銅蟲がいる。
——–

【収録内容】
・8月ムゲン
・無題
・ベン
・たのしいリレーまんが Circus (香山哲との合作)
・食い物のひろがり(1-5話)
・(私は絵を描いていただけだ./船に遠隔操作の時間差爆弾を仕掛けていたのではない)
・可能特撮ディゾント
・たのしいリレーまんが せんそう (香山哲との合作)
・販促まんが
・88月∞ムゲン
本編85ページ / ドグマ出版制作による「小林銅蟲ランド 1/2/3」からのよりぬき。
「88月∞ムゲン」のみ2ページ書き下ろし。(ストアアプリLadle/レードル連載へのプロローグ)
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体名などとは一切関係ありません。

“This iOS APP includes this program that is distributed in the Apache License Version 2.0, January 2004
“This iOS APP includes the framework that is distributed in the New BSD License.”

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